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機動戦士ガンダムSEED:林田力

2011年09月19日

作り手の気合いが感じられる作品である。名作シリーズ故にファーストと比較されてしまうのは止むを得ない宿命だろう。キャラクターの絵は綺麗になっているが、その分、屈折した感情が見えにくくなってしまうかもしれない。初回は日常から非日常への導入部なので、キャラクターの心理描写の深みは感じられなかった。主人公はコーディネーターでありながらナテュラルとして生活し、敵軍に旧友を見出すというファースト以上に複雑な環境にあり、深い心理描写が楽しみである。

ファースト以来の作品ではスペースノイドとアースノイドの対立が物語の背景となっていたが、今作では遺伝子操作により誕生した人種コーディネーターとナテュラルの対立という設定になっている。ファーストでもザビ家はジオン公国民に選民思想を植え付けていたが、今作では遺伝子の優秀性という点でより説得的である。またMSの操縦にOS、キーボードが使用される等、よりコンピュータ化されている。ファースト以来の現実世界でのIT、バイオ技術の発達は目覚しく、それらは上手く作品に取り入れられている。それに比べると宇宙技術の発展は蝸牛のようであり、ガンダム世界は遠い未来のSF世界として何ら違和感がない。
http://www.hayariki.net/cul/index.html
林田力「『めだかボックス』第2回人気投票でアンチヒーローが圧勝」リアルライブ2011年9月15日
http://npn.co.jp/article/detail/47032753/
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http://npn.co.jp/article/detail/53108228/
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http://npn.co.jp/article/detail/96500462/
 

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