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機動戦士ガンダムの非科学的要素

2011年09月25日

「ガンダム」はSFアニメとして科学的な一貫性を追求していた作品である。人型兵器は本来は非効率なはずだが、ミノフスキー粒子という概念を導入することで正当化した。無重力空間での移動や「お肌の触れ合い会話」等、宇宙空間ならではの描写が満載である。「SEED」でも科学性は見られるが、それは地上シーンに多い。宇宙用にプログラムされたマシンは重力下の地上ではうまく動作しない、砂漠では熱対流によりビームが歪められる、水中の運動性等である。宇宙空間よりも地上の方が身近であり、こちらに力を入れた方がリアリティを獲得できる。絵も宇宙より地上シーンの方が明らかに力が入っている。行けもしない宇宙でのことを妄想するよりも、地上での問題を考える方が健全である。

科学技術の弊害が明らかになっている現在、科学の進歩を手放しで歓迎するほど楽観主義にはなれない。科学よりも非科学的要素の方が夢やロマンを感じられる。科学性を追及していた「ガンダム」でも「ニュータイプ」という超能力的要素を導入し、それが重要な役割を果たしている。「Seed」では「ニュータイプ」はで出てこなそうだが、「砂漠の虎」編では地球外生命体の痕跡の話が出た。これが本編にどれくらい関係するのか不明だが、話として出した以上、何らかの意味はあるはずだと思う。「Seed」のガンダムは機体の色が変更する等、技術的な説明は軽視されているように感じられる。軽視するのは悪いのではなく、むしろ面白さを出している。この点でも「エヴァ」の影響は大きい。主人公の乗る人型兵器は技術の粋を集めた機械であるのが定番だったが、「エヴァ」では生物という位置付けになっている。
http://hayariki.zero-yen.com/cul/gundam.htm
『江~姫たちの戦国~』第20回、上野樹里の江に時代劇らしさ
http://npn.co.jp/article/detail/56947237/
林田力「『銀魂』第41巻、ギャグ満載の長編と『SKET DANCE』コラボ」リアルライブ2011年9月17日
http://npn.co.jp/article/detail/39243009/
 

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