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『FAIRY TAIL』第27巻、大長編となったS級魔導士昇格試験編:林田力

2011年07月18日

 真島ヒロが『週刊少年マガジン』(講談社)で連載中の魔法ファンタジー漫画『FAIRY TAIL』第27巻が6月17日に発売された。この巻ではナツ・ドラグニルら魔導士ギルド「妖精の尻尾(フェアリーテイル)」の面々と闇ギルドの幹部「グリモアハートの七眷属」との戦いが継続する。

 『FAIRY TAIL』はギルドへの依頼などのイベントが一まとまりの話になっている。イベントが解決すれば、別の話に進む。現在の話はギルド内のイベント「S級魔導士昇格試験」の最中に闇ギルド「悪魔の心臓(グリモアハート)」の襲撃を受け、熾烈な戦いが繰り広げられるという内容である。
 「妖精の尻尾」の有力な魔道士が競い合う「S級魔導士昇格試験」だけでも濃い内容になるが、そこにマスター・マカロフさえ重傷を負った「悪魔の心臓」との戦いが加わる。この戦いによって昇格試験どころではなくなった。この点で主題は闇ギルド最強と謳われた「悪魔の心臓」との戦いであって、昇格試験は単なる導入部の様相を呈した。ところが、この巻ではギルドの危機にもかかわらず、カナ・アルベローナが昇格試験合格を目指して単独行動に走る。
 もともと昇格試験編の冒頭ではS級魔道士昇格に賭けるカナの想いに力点が置かれていた。今回のカナの行動によって昇格試験そのものも重要なテーマであることを再確認させた。描きたいテーマが多数詰め込まれた昇格試験編が大長編になることも当然である。実際、昇格試験編は単行本の第24巻から開始したが、この巻の「あとがき」で作者の真島ヒロは「まだ半分程度」と述べている。
http://hayariki.web.wox.cc/

 この巻ではジュビア・ロクサーの戦いが見どころである。ジュビアは昇格試験の参加者の一人である。別のギルド「幽鬼の支配者(ファントムロード)」ではS級魔道士格のエレメント4の一員であったジュビアが昇格試験を受験するということは、「妖精の尻尾」が認定するS級魔道士の基準は独自のものということを意味する。
 ジュビアはグレイ・フルバスターに一目惚れして妄想癖のストーカーと化したが、この巻では「妖精の尻尾」の精神に沿った戦いを展開した。ファッションは「幽鬼の支配者」時代のものに戻ったジュビアであるが、名実共に「妖精の尻尾」の一員として成長している。
(林田力)
http://npn.co.jp/article/detail/44619100/
 

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