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『新クロサギ 14』東日本大震災便乗詐欺を許すな

2012年05月06日

夏原武・企画・原案、黒丸『新クロサギ』は詐欺をテーマとした「戦慄の詐欺サスペンス」漫画である。詐欺師には人(カモ)を騙して金銭を巻き上げる白鷺(シロサギ)、異性(カモ)を餌として心と体を弄ぶ赤鷺(アカサギ)、人を喰わずシロサギやアカサギのみを喰らう黒鷺(クロサギ)がいる。

主人公の青年・黒崎は詐欺被害によって一家心中を起こした家族の唯一の生き残りである。詐欺師を憎む黒崎はクロサギとなって詐欺師を詐欺にはめていく。東急不動産(販売代理:東急リバブル)から不利益事実を隠して新築マンションをだまし売りされた林田力にとって感情移入しやすい内容である(林田力『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』ロゴス社)。

第14巻では震災復興詐欺、秘書詐欺、劇場型詐欺を収録する。中でも東日本大震災に便乗した卑劣な震災復興詐欺はタイムリーである。何であれ詐欺は許せないが、震災復興詐欺には社会の敵とでも言うべき悪質さがある。

現実には福島第一原発事故に便乗した悪質商法が横行している。放射能の危険を煽り、ネット通販などで安物の放射線測定器(ガイガーカウンター)を販売する悪徳業者がいる。国民生活センターは2011年9月8日に「比較的安価な放射線測定器の性能」の調査結果を発表した。環境中の微量の放射線や食品・飲料水等が暫定規制値以下であるかの判定はできないと注意喚起する。また、充電器にPSEマークの表示がなく、プラグの栓刃に穴がないなど電気用品安全法に抵触する恐れのある製品もある。

また、ゼロゼロ物件詐欺や追い出し屋などでフリーターなどの貧困者を食い物にしてきた悪徳不動産業者が東日本大震災をビジネスチャンスとして、被災者・避難者向け賃貸住宅に力を入れている。根拠のない放射能汚染をツイッターなどで拡散し、福島県民らの不安を煽り立てている。ゼロゼロ物件業者が自主避難者に劣悪なゼロゼロ物件に住まわせる問題も起きている。悪質な業者を排除することが正しく放射能を恐れる道である。(林田力)
http://hayariki.net/manga.htm#22
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