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『バクマン。19』v 林田力 記者wikiレビュー

2012年06月19日

『バクマン。19』は亜城木夢叶と新妻エイジの漫画対決が続く。漫画が好調で、アニメ化も見えた亜城木夢叶であったが、漫画以外の分野でピンチに陥る。

『バクマン。』の魅力は漫画出版業界の内幕を明らかにするリアリティにある。亜城木夢叶は実在の雑誌『週刊少年ジャンプ』に連載しているという設定であり、登場する編集者も実際の編集者をモデルとした人物ばかりである。『週刊少年ジャンプ』の読者アンケートの仕組みも明らかにされ、亜城木夢叶はアンケート上位を目指して奮闘する(林田力「『バクマン。』第14巻、計算型の新人漫画家とガチンコ対決」リアルライブ2011年8月10日)。

『バクマン。19』では声優業界の内幕も描かれる。AKBの指原 莉乃や元モーニング娘。の高橋愛の報道がなされる中でタイムリーなコミックス刊行になった。リアルな実情が描かれるが、マスメディアへの悪意が乏しい点で業界側の作品という印象が残る。
http://www.hayariki.net/5/22.htm
最も醜い存在はプライバシーを暴いて金儲けするパパラッチ的なマスメディアであるが、不注意な芸能人と悪意あるファンと匿名掲示板の問題としてまとめられる。『バクマン』は編集の趣味で漫画家の作品の方向性を歪ませる問題を取り上げながら、後には編集否定の漫画家を悪役とした(林田力「『バクマン。』第15巻、編集否定漫画家の自滅でジャンプの自己肯定」リアルライブ2011年10月20日)。今回のテーマでも週刊誌やワイドショーの悪意を前面に出さないところに良くも悪くも業界内内幕物としての立ち位置がある。
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